LPが成果を出さない原因を自分で診断できるチェックリスト。YES/NO形式で問題点を発見し、具体的な改善事例から今日できる施策を実践。伝わる・信頼される・行動しやすいLPへ改善する方法を解説します。
LPが成果出ない原因、実は「デザイン」じゃないかもしれません。
アクセスはあるのにCVしない
広告費だけ消えていく
なんとなく改善している
この状態なら、ほぼ確実にLPのどこかが壊れています。
実際、平均的なLPのコンバージョン率は2-5%程度ですが、適切な診断と改善により、同じ広告予算で2倍、3倍の成果を得ることも可能です。
本記事では、「成果が出ないLPの原因」をチェックリスト形式で診断できるようにまとめました。各項目に「YES/NO」で答えながら、あなたのLPの問題点を明らかにしていきます。

LPの改善は、広告費用対効果(ROAS)を劇的に向上させる可能性を秘めています。例えば、コンバージョン率が2%から4%に改善されれば、同じ広告予算で2倍の成果が得られます。
しかし、多くの企業がこんな状態に陥っています:
「デザインは良いはずなのに、なぜか成果が出ない」
「どこを改善すべきか分からない」
「改善したつもりが、むしろCVRが下がった」
これらは全て、LPの問題点を正確に診断できていないことが原因です。
それでは、あなたのLPを診断していきましょう。

LPで最も重要なのは「5秒で内容が伝わるか」です。ユーザーは平均3秒でページを離脱するかどうかを判断します。
□ YES(すぐ分かる) □ NO(分かりにくい)
訪問者は8秒以内に離脱すると言われています。ここで理解できないと、ほぼ100%離脱します。
改善例(Before / After):
❌ NG:「最新のマーケティングツールで業務効率化」 → 何ができるのか不明確
✅ OK:「広告運用の工数を80%削減|3,000社が導入」 → ベネフィットと実績が明確
この改善により、CVRが1.8%から3.2%に向上した事例があります。
チェック項目:
ターゲットユーザーのペインポイントを明確に示しているか
具体的な数値やベネフィットを含んでいるか
15文字以内で理解できる簡潔さか
□ YES(イメージできる) □ NO(抽象的)
人は論理よりも感情で意思決定するため、「自分が使っている姿」を想像できるかが鍵です。
改善例(Before / After):
❌ **NG:**抽象的なビジネスイメージ(握手、オフィス風景など)
✅ **OK:**実際の管理画面のスクリーンショットや、サービスを使っている具体的なシーン
BtoB SaaSのLPで、抽象的なイメージ画像から実際の管理画面に変更したところ、直帰率が58%から42%に改善しました。
□ YES(すぐ見える) □ NO(スクロールが必要)
ファーストビューでCTAが見えないと、アクションの機会を大幅に失います。
改善例(Before / After):
❌ NG:「登録する」(青いボタン、ページ中部)
✅ OK:「無料で資料をダウンロード」(緑色、ファーストビュー内)
この改善により、クリック率が23%向上しました。

いくら内容が伝わっても、信頼されなければコンバージョンしません。
□ YES(明確な数値がある) □ NO(曖昧な表現のみ)
「多くの」「たくさんの」といった曖昧な表現は、逆に不信感を生みます。
改善例(Before / After):
❌ NG:「多くの企業に選ばれています」
✅ OK:「上場企業127社を含む3,847社が導入」
この改善により、信頼度スコアが38%向上しました。
□ YES(実名・写真あり) □ NO(匿名または架空)
匿名の声や、明らかにフリー素材の写真を使った「お客様の声」は、逆効果です。
改善例(Before / After):
❌ NG:「とても満足しています(30代・会社員)」
✅ OK:「導入3ヶ月で問い合わせ数が2.5倍になりました。特に◯◯機能が業務効率化に直結しています」(株式会社◯◯ 山田太郎様・写真付き)
□ YES(認証・受賞歴あり) □ NO(自社の主張のみ)
自社の主張だけでは信頼性に限界があります。第三者による評価や認証は、客観的な品質保証として機能します。

内容が伝わり、信頼されても、「行動しにくい」LPは成果が出ません。
□ YES(高速表示) □ NO(読み込みが遅い)
Googleの調査によると、ページ読み込み時間が1秒から3秒に増加すると、直帰率は32%上昇します。
改善例:
ECサイトのLPで、画像を最適化(JPEG→WebP)し、CDNを導入した結果、LCPが4.2秒から1.8秒に改善。これにより離脱率が19%減少し、月間で約240万円の売上増加につながりました。
チェック項目:
Core Web Vitalsの基準を満たしているか(LCP: 2.5秒以下、FID: 100ms以下、CLS: 0.1以下)
画像は遅延読み込みを実装しているか
CDNを利用しているか
□ YES(3-5項目) □ NO(6項目以上)
フォームの項目数とコンバージョン率は反比例します。
改善例(Before / After):
❌ **NG:**会社名、部署、役職、氏名、フリガナ、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、問い合わせ内容(10項目)
✅ **OK:**会社名、氏名、メールアドレス、電話番号、課題(5項目)
10項目から5項目に削減した結果、フォーム送信率が12%から27%に向上しました。
□ YES(最適化済み) □ NO(PCのみ考慮)
現在、多くのLPではモバイルからのアクセスが60-70%を占めています。
チェック項目:
レスポンシブデザインが適切に実装されているか
タップ要素間の間隔は十分か(最低8px)
電話番号リンクが機能するか
□ YES(安心要素あり) □ NO(不安が残る)
「個人情報を入力して大丈夫か」「営業電話が来るのでは」といった不安を解消しないと、最後の一歩で離脱されます。
改善例:
フォーム上部に「入力時間約30秒|無料・自動返信なし」と明記し、送信ボタンの直前に「個人情報は厳重に管理します」というテキストを追加。これにより、フォーム到達からの送信率が34%向上しました。

LPは作って終わりではありません。継続的な測定と改善が成果を左右します。
□ YES(週次または月次) □ NO(たまに見る程度)
データを見ずに改善することは、目隠しで運転するようなものです。
□ YES(定期的に実施) □ NO(感覚で変更)
「なんとなく良さそう」で変更すると、かえって成果が悪化することもあります。
改善例:
ヒートマップ分析で「料金セクション」の閲覧率が高いものの離脱率も高いことを発見。料金表を表形式からカード形式に変更したパターンでCVRが1.4倍になりました。
□ YES(月次でチェック) □ NO(見ていない)
競合の動きを知ることで、業界のベストプラクティスを学び、差別化ポイントを明確にできます。
ここまでのチェック項目で「NO」がいくつあったか数えてください。
あなたのLPは高水準です。A/Bテストを継続し、新しい施策にチャレンジしていきましょう。
基本はできていますが、まだ伸びしろがあります。「NO」だった項目から優先的に改善していきましょう。
LPが本来の機能を果たせていない可能性が高いです。以下の「優先的に改善すべき3つ」から取り組んでください。
優先度が高く、効果が出やすい改善ポイントを3つに絞りました:
今日できること:
現在のヘッドラインを見直し、以下を含めて書き直す:
誰のための(ターゲット)
何が(具体的なベネフィット)
どれくらい(数値)
例:「業務効率化ツール」→「営業チームの資料作成時間を70%削減するツール」
今日できること:
スクロールせずに見える位置に配置
「登録」ではなく「無料で◯◯を試す」など具体的な文言に
周囲と区別できる色(緑や赤など)に変更
今日できること:
ファーストビューまたは直下に以下を追加:
導入社数(「◯◯社が導入」)
満足度(「満足度◯%」)
継続率(「◯%が1年以上継続」)
これら3つの改善だけで、CVRが1.5-2倍になるケースは珍しくありません。
本記事では、LP改善のための診断チェックリストとして、すぐに使える項目と改善事例を紹介しました。
診断の3つの軸:
伝わっているか(理解):ヘッドライン、ビジュアル、CTAの視認性
信頼されているか(信用):数値実績、顧客の声、第三者評価
行動できるか(導線):ページ速度、フォーム、モバイル対応
ステップ1:診断する
この記事のチェックリストを使って、あなたのLPを診断してください。「NO」がついた項目が改善ポイントです。
ステップ2:優先順位をつける
6個以上NO → まず「伝わっているか」を改善
3-5個NO → 「信頼されているか」と「行動できるか」をバランス良く
0-2個NO → A/Bテストで細かな最適化
ステップ3:測定しながら改善
改善したら必ず効果を測定します。良くなったら次の項目へ、効果がなければ別のアプローチを試します。
最後に一言:
完璧なLPは存在しません。大切なのは、「今よりも良くする」という継続的な改善姿勢です。この記事を読んだあなたは、すでに改善の第一歩を踏み出しています。あとは実行あるのみです。
コレデイー編集部